【攻撃力】の数値を基準に計算している。
クリティカル発生率とクリティカル攻撃の威力上昇のアビリティは、両方加算して計算する。
例:通常攻撃が1000の戦士アルカナの通常攻撃の期待値(アビリティ無し)
通常攻撃×クリティカル発生率×クリティカル威力+Attack値×(1-クリティカル発生率)
1000×0.4×1.5倍+1000×(1-0.4)=1200
通常攻撃の期待値は1200ダメージとなる。
戦士にはクリティカル発生率が40%ついているため、通常攻撃が1000の戦士アルカナは通常攻撃の期待値1200になる。
クリティカル発生率が0%の場合、クリティカル攻撃は発生せず、通常攻撃のみとなる。
疑問
クリティカル発生率upの効果は通常攻撃の期待値にどれほど影響するのか?
計算
例:通常攻撃:1000 クリティカル威力1.5倍
本来0% クリティカル発生率+5% 合計発生率5%
1000×0.05×1.5+1000×(1-0.05)=1025
1025/1000=1.025
2.5%UP
本来40% クリティカル発生率+5% 合計発生率45%
1000×0.40×1.5+1000×(1-0.40)=1200
1000×0.45×1.5+1000×(1-0.45)=1225
約2.1%UP
本来95% クリティカル発生率+5% 合計発生率100%
1000×0.95×1.5+1000×(1-0.95)=1475
1000×1×1.5=1500
1500/1475=1.01694915254
約1.7%UP
本来100% クリティカル発生率+5% 合計発生率105%ではなく100%
1000×(1+0.05-0.05)×1.5=1500
1500/1500=1
0%
例:通常攻撃:1000 クリティカル威力2倍
本来0% クリティカル発生率+5% 合計発生率5%
1000×0.05×2+1000×(1-0.05)=1050
1000×1=1000
1050/1000=1.05
5%UP
本来40% クリティカル発生率+5% 合計発生率45%
1000×0.45×2+1000×(1-0.45)=1450
1000×0.40×2+1000×(1-0.40)=1400
1450/1400=1.03571428571
約3.6%UP
本来95% クリティカル発生率+5% 合計発生率100%
1000×0.95×2+1000×(1-0.95)=1950
1000×1×2=2000
2000/1950=1.02564102564
約2.6%UP
本来100% クリティカル発生率+5% 合計発生率105%ではなく100%
1000×(1+0.05-0.05)×2=2000
2000/2000=1
0%
結果
・クリティカル発生率が高いアルカナよりも、クリティカル発生率が低いアルカナの方が効果が高い。
・クリティカル威力が高いと、期待値もより高くなる。
・クリティカル威力1.5倍、クリティカル発生率が0%のアルカナには
クリティカル発生率+5%=通常攻撃の期待値2.5%up
・クリティカル威力1.5倍、クリティカル発生率が40%のアルカナには
クリティカル発生率+5%=通常攻撃の期待値約2.1%up
・クリティカル威力1.5倍、クリティカル発生率が95%のアルカナには
クリティカル発生率+5%=通常攻撃の期待値約1.7%up
・クリティカル威力2倍、クリティカル発生率が0%のアルカナには
クリティカル発生率+5%=通常攻撃の期待値5%up
・クリティカル威力2倍、クリティカル発生率が40%のアルカナには
クリティカル発生率+5%=通常攻撃の期待値約3.6%up
・クリティカル威力2倍、クリティカル発生率が95%のアルカナには
クリティカル発生率+5%=通常攻撃の期待値約2.6%up
・クリティカル発生率が100%のアルカナには
発生率の上がりようがないため効果が無い。
結論
・クリティカル発生率を上げるアビリティ、絆、武器は対象の発生率が0%に近い程効果が高く、100%に近い程効果が低くなる。また、100%を超えると効果が無くなる。
・クリティカル威力が1.5倍以上になれば発生率+5%あたりの期待値もより上がる。
・対象のクリティカル発生率が0~95%、クリティカル威力が1.5倍の時、
クリティカル発生率+5%=約1.7~2.5%upの通常攻撃の期待値を上げる。
・対象のクリティカル発生率が0~95%、クリティカル威力が2倍の時、
クリティカル発生率+5%=約2.6~5%upの通常攻撃の期待値を上げる。
・クリティカル発生率が100%でも、ダメージスキルには一切影響しない。通常攻撃の期待値のみ。
・クリティカルで発動するアビリティの場合はさらに重要になる(範囲や追撃、回復等)
・あくまで期待値であり、実際の平均とは違うことを考慮したい。
・クリティカルに特化したアビリティが無ければ絆や武器でクリティカル発生率を上げる効果は低い。同じ倍率であるなら攻撃力を上昇させる絆、武器を選択したほうが効果が高い(期待値ではなく攻撃力を上げるため)
クリティカル発生率+5%と攻撃力を5%上げる絆を比べると上昇率は2倍以上差がある。
補足
例:通常攻撃が1000。クリティカル威力が1.5倍の戦士アルカナ(クリティカル発生率90%)にクリティカル発生率10%を足す。合計クリティカル発生率100%
1000×0.9×1.5倍+1000×(1-0.9)=1450
1000×1×1.5倍=1500
1500/1450=1.03448275862
約3.4%up
極最恐の主婦キョウカや熱誠看守レオン等のサブ時にクリティカル発生率10%upの効果は最低でも通常攻撃の期待値を約3.4%upさせてくれる。
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